2014年2月12日水曜日

一生物(いっしょうもの)


大分前になるが、私の親友で不動産屋のN・Kがかなり高価な「バリバリーコート(仮名)」を着ていたので、たかが綿コートに何でそんなに金掛けるんだい?と聞くと、 「バリバリーは一生物ですからね。」と洋服屋に薦められたからとのこと。
一生物って、どんなに着てもバリバリーは袖口が擦り切れたりしないのか?と聞くと、
擦り切れても直しが効くように袖口を長めに合わせておいて、擦り切れたら詰めて直してまた着られる。 という返答。
ん? どこのメーカーのコートだってそうやって直せばまた着られるだろ。ということは、殆ど全てのコートは一生物ってことか?
騙されていても、本人が騙されていると気付かずに喜んでいる場合は詐欺と断定し難いからな、まあそんなもんかな。
それとも『一生もの』というのは、たとえボロボロになって雑巾のようになっても、平気で着用できる(使える)魅力をもっているもの、という意味なのだろうか。
そうであれば、私も是非『一生もの』になりたいところである。

しかしそれよりも、私の「被服」に対する考え方は、格好良い高級スーツに身を包んでいて、裸になったらカッタルイオジサンより、極普通の身形(みなり)なのに、裸になったらワ〜ォ!なオジサンの方が断然格好良いと思うし、そっちを目指したい。
ついでにもう一言、今流行りのスーツを見るとチャップリンの洋服を思い出す。 ツンツルテンでボタンを嵌めても腹が見えてて、尻の出っ張りが目立つのでそっくり返った体型のゴキブリの幼齡の幼虫にも似ている。
靴も長すぎだ。爪先に小物入れでも内蔵されているのだろうか? 日本人はどれだけ横並びが好きなのだろうか。
しかし本当は私も、若い頃はワンポイントやブランドのロゴ入りの服やスキーウェアを喜んで着ていたのだからあまり偉そうには言えないのだが。(笑)
それからもう一つ「命は大事に使うと一生持つ」そうです。 大事に使いましょう。m(__)m

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